2年を越えて経営できる飲食店はごくまれでしかない

一般的に飲食店の寿命は2年といわれています。その理由は、2年のうちに、売上と常連客、売りになる料理やお酒、店の特徴や店主のセンスなどの結果がでるといわれており、継続して家業をしていくことの条件をクリアできなければ、2年で閉店となるようです。

実際に、2年を待たずして閉店する店舗は数多くあり、この飲食店はこの間開店したばかりなのにもう閉店した、と驚くようなこともあります。ひどい時は、半年で閉店する飲食店もあり、そういわれればお客が入っているところをまったく見なかったとか、チラシやクーポン券などの情報や口コミ、何が美味しいのか、おすすめなどの看板も一切見なかったということもあります。

飲食店が閉店する理由は様々ですが、一概に立地の問題ではないことは、最近では当たり前といわれています。むしろ、立地が多少悪くても常連客が押し寄せる飲食店はたくさんありますし、よくニュース番組の特集で「僻地にある繁盛店」や「地方からお客が押し寄せる飲食店」など紹介されているように、固定客で稼いでいる飲食店もあるのです。

平日の夜にはほとんどお客が入っていなくても、休日になる車のナンバーがとても遠地だったという話もよく聞くくらいです。その味を求めてというお客の方が、むしろ固定客になっているのなら、駅前に出店しなかったから閉店したとか、近くに競合があるからダメだったなど、最初からわかっていたのにもかかわらず出店したことの言い訳にしか聞こえない時もあるくらいです。

不思議なことに、万人受けを狙うと失敗するというケースが多く、むしろニッチな客層に対して絶対的な信頼を与えている飲食店の方が長続きしていることもあります。飲食店ほど難しい業界はないと言われていますが、2年を越えて営業を継続できている飲食店は、店主のたゆまない努力のたまものといってよいでしょう。飲食店は多くの人が一生に一度でいいからやってみたいと憧れる職業ですが、2年を越えられる腕を持っているのはごく一部ということになります。

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